■ 「能登地震」に想う2024.1.6


この度の能登地震、心よりご冥福とお見舞い申し上げます。

報道によれば、5日14時現在で死者94人・安否不明者222人と、大変な犠牲者が出ている。
犠牲者はまだまだ増えていくだろう。
なんと痛ましいことか。

本棚倒壊・モノ落下による床開穴・襖引難といった、わが家の被害など蚊が刺した程度でしかない。

TV報道を観ながら娘と話した。
能登は平成19年3月にも、震度6強の地震に遭い、大きな被害が出ている。
これから復興していくことになるが、2度も大地震に見舞われた人達の多くは、この地を見限り出て行くのではないだろうか。
だからといって、日本列島は北海道から九州まで、各地で大地震が発生している。
絶対安全な土地=逃げ場など何処にもないのだ。

世界の人達は思っていることだろう。
「日本人はよくもまあ〜、あんな危険な土地に住んでいるものだ」と。
でも、ちょっと待ってくれ。
世界では、戦争で地震の犠牲者を超越する、大量殺人を続けている。
ロシアは、独裁者プーチンがウクライナ侵攻で泥沼の戦争を止めないし、イスラエル人とパレスチナ人も、泥沼の戦争を続けているではないか。
自然災害の地震は避けようがないが、戦争は人災だから人智を尽くせば止めることが可能だ。
それが出来ずに戦争を繰り返すのは、ただただ愚かとしか言いようがない。

能登地震の被災地には、全国から自衛隊・警察・消防が救援に駆けつけ、多くの支援物資が届けられている。
一日も早い復興を願うだけだ。
何もしてあげられないけど、僅かでも支援金なら送ることが出来る。

2024・1・6




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