■ 今年はどうする?−その@−2023.1.12


正月休みが過ぎ、3連休も終われば正月気分も抜け、15日に松の内が明ければ、いよいよ「新年のスタートだ」と気合いが入ってくる(ような気がする)。
仕事のことはともかくとして、プライベートでは「この1年をどう過ごすか」、ということが大きなテーマとなる。

昨年70歳になってから、人生のゴールが近づいてきたことを、強く意識するようになった。
男性の健康寿命は73歳弱との内閣府の報告がある。
残された人生が、いかに貴重なものであるかが解る。
これからの人生が、「いかにいとおしいものであるか」を想わずにはいられない。
そうなってくると、焦りまで意識してしまうから、居ても立っても居られない。

さあ〜そこで、この1年をどうするかということだが、あれもこれもといくらでも考えつくと思ったが、これが意外と出てこないのである。
いろいろ考えたが、次のように整理してみたらすっきりした(ような気がする)。

@これまでやりたくても出来なかったことをやる。
A少しでも健康寿命を伸ばすことをやる。
B自分のためにやりたいことをやる。

今回は、@について書いてみたい。

◆これまで出来なかったこと

振り返ってみると、やりたいと思ったことはやってきたし、まあまあ結果を出してきているようである。
ところが、やはり結果を出せず心残りになっていることも、いくつか思い当たる。

検定試験では、販売士1級である。
社団法人日本販売士協会の登録講師だったことから、販売士1級は持っていたかったが、「そのうちに」と思って、今日まできてしまった。
でも、今さら合格目指して、時間をかけてまで勉強はしたくない。

資格試験では、社会保険労務士が思いつく。
受験参考書を買って目を通したが、税理士や中小企業診断士と違い、まったく興味がもてなかったことを思い出す。

英語も、やりたくてもやり通すことが出来なかった。
テキストとCDのセットを購入して、コーヒーを飲みながら英検2級程度をめざし、楽しんでやろうと始めたが、中途半端に終わってしまった。
そこそこ面白いのだが、書いたり覚えたりするのが面倒くさくなって、続かなかった。

結局、これまでやろうとしてやれなかったことは、本気でそう思っていたのであれば、やりとげていた筈である。
そう考えれば、残りの貴重な人生を費やしてまで、やる意味=価値はないようである。

2023.1.12




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