頭が疲れたとき、心に迷いが生じたとき、生きることに不安を感じたとき、開く本がある。
田口久人 著 『そのままでいい』 ディスカバー・トゥエンティワン 2017.5.15
T 人間関係について U 幸福について V 仕事について W 夢について X 恋について・愛について Y 家族について
これらについて176の言葉を書いている。
ここしばらくストレスで心が重く、癒しを求めて、救いの言葉をさがしている。 いくつかを紹介しよう。
「合わせなくていい」
無理に誰かに合わせようとすると いつか自分が嫌になる 誰かに合わせて答えを出すと いつか後悔することになる 誰にでもいい人でいようとするから 苦しくなる 居場所がないなら 自分でつくればいい 一度しかない人生 誰かに合わせるなんて もったいない 自分を貫いていれば いつか認めてくれる人が現われる 自分から合わせなくていい
《神尾》 一度しかない人生、誰かに合わせるなんて、もったいない。 自分を貫いていれば、認めてくれる人が現われなくてもいいと思っている。
「親友は一人でもいい」
これからずっと会わなくても 困らないのが「知り合い」 常に入れ替わりながら そのときを一緒に楽しめるのが「友達」 同じ目標に向けてがんばり いつか思い出話に花を咲かせるのが「仲間」 たとえ久しぶりに会っても 気兼ねなく本音を話せるのが「親友」 知り合いはたくさんいても仕方がない 親友は一人でもいい 100人の知り合いよりも 一人の親友に価値がある
《神尾》 親友と信じていた奴の本性を知ったとき、心の余裕を失くした。 親友がいなくても、心が安らぐ仲間がいてくれるからいいと思っている。
「無駄なことはひとつもない」
つらいときがあったからこそ 幸せを感じられる 裏切られて傷ついたからこそ 人に優しくなれる 涙を流すからこそ 強くなれる 自信がなくて不安だからこそ がんばることができる 人生に無駄なことはひとつもない どんな経験であっても これからあなたが 生きるための糧となる
《神尾》 人生に無駄なことはひとつもない。 この歳になったからこそ、この言葉が口に出せる。 人生に行き詰ったり、人生を諦めようとしたりしたことがあったが、ここまでくることが出来てよかったと思っている。
2025.10.5
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