■ 毎日が楽しい人の習慣2025.9.30


昨日スーパーへ行ったとき、『PHP』10月号があったので手に取った。
特集している「毎日が楽しい人の習慣」が気になり、買い物かごに入れてしまった。

何人かの人が、自分の習慣を披瀝している。
なかなか興味深く読むことができた。

【明日の自分に託して寝る】
 小説家:阿部暁子

日々、好きなものをおいしく味わうことに癒されていますが、それでも疲れがたまったときは、「今日は、もう無理」と言って強制的に仕事や家事を切り上げます。
そして、ゆっくり入浴し、「明日の私、よろしく」と布団に入ってさっさと寝ます。
翌朝目覚めると、「昨日の私、ばか野郎」と思うことも多々ありますが、今日を乗り切ったら、また明日の自分に託せばいいんです。
物事はなるようになるので、がんばりすぎずに自分が休むことを許せたら、毎日を明るく生きられる気がします。

《神尾》

「今日は、もう無理」
「明日の私、よろしく」
「昨日の私、ばか野郎」
どれも、自分に呟くだけで、こころがホッとする。
「物事はなるようになる」
「がんばりすぎずに休む」
ホント、毎日を明るく生きられる気がする。

【前向きに考える練習】
 女子バレーボール元日本代表:狩野舞子

大きなケガが二回続いたとき、「オリンピックに出るのは、もう無理かもしれない」と、大きく落ち込んでしまいました。
すると監督から、そんな状況もポジティブに捉えてみることをアドバイスされたのです。
「ケガはしたけれど、オリンピックまでまだ二年ある。むしろ今でよかったと考えなさい」
この一言をきっかけに、起きた事象に対してプラスの考え方をする練習をして、習慣づけるようにしました。
そうするうちに、何が起きても「まあまあ、何とかなるでしょ」とゆとりを持って考えられるように。

《神尾》

「どんな状況もポジティブに捉えてみる」
「起きた事象に対してプラスの考え方をする」
「まあまあ、何とかなるでしょ」
ゆとりを持って考えられるようにしたいものだ。

【楽しく生きるための三つの方法】
 臨床心理士:高井祐子

@考え方のクセに気づく
考え方、とらえ方しだいで、感情を穏やかにすることができるのです。
ないものや足りないものに目を向けるより、今すでにあるもの、できていることに目を向けること。
そして、比較しないことです。
自分のことをほめる習慣を身につけましょう。

A今この瞬間を味わう
心が「今ここ」にあらず、あちこちさまよっていることに気づいたら、自分を批判せず、やさしく「今ここ」に戻ってきましょう。
「今ここ」へ戻る方法として、呼吸に集中、新緑の鮮やかさ、鳥のさえずり、子供の笑い声、潮の香り、雨の匂い、陽だまりのあたたかさ、などを五感で味わってもよいでしょう。

B生活セルフケア
生活が整わないと、意欲が低下し、心が休めない状態になってしまいます。
生活リズムに目を向けてみましょう。
睡眠リズムを整え、バランスのよい食生活をし、運動を生活習慣に取り入れるのです。

暮らしを整えると、心が落ち着きます。
わざわざ特別なことを大げさにする必要はありません。
穏やかで安定した楽しい日々は、あなた自身で作り出せるのです。

《神尾》
今すでにあるものに目を向ける
今すでにできていることに目を向ける
比較しないこと
自分のことをほめる
自分を批判しない
「今ここ」に戻る
新緑、鳥のさえずり、潮の香り、雨の匂い、陽だまりなど五感で味わう
生活のリズムに目を向ける
睡眠リズムを整える
バランスのよい食生活をする
運動を生活習慣に取り入れる

どれもやれば出来る、やらねば出来ぬ。
やるも自分、やらぬも自分。
さあどうする。
毎日が楽しい人になれるか。
それは自分が決めることだ。
そして自分がやることだ。

2025.9.30




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