わが阪神タイガースが優勝した。 ぶっちぎりの優勝だ。 TV観戦していたが、Vの瞬間 拳を突き上げ「ヤッター」と叫んでしまった。
飛び跳ねながらマウンドに駆け寄る選手たちを見て、涙が出てしまった。 藤川球児監督が胴上げされるのを見て、涙が出てしまった。 藤川監督が優勝インタビューで話す内容が完璧なのに驚いた。
監督・コーチ・選手たちが、チャンピオンフラッグを手に笑顔で手を振りながら、球場を一周するのを見て、涙が出てしまった。 グランドで監督・コーチばかりか、全てのスタッフが揃っての記念撮影を見て、涙が出てしまった。 とうとうティッシュを何枚も取って、鼻をかんでしまった。
2回裏阪神の攻撃
無死走者なし 5番大山 レフトへの二塁打 無死二塁 6番木浪 ライトへのヒット 無死一三塁 7番高寺 レフトへの犠牲フライ 広島0−1阪神
6回裏阪神の攻撃
無死走者なし 8番坂本 ライトへの二塁打 無死二塁 代打糸原 セカンドゴロ・ランナー進塁 一死三塁 1番近本 センターへの犠牲フライ 広島0−2阪神
9回表広島の攻撃 阪神ピッチャー岩崎
無死走者なし 4番小園 センターフライ 一死走者なし 5番モンテロ 空振り三振 二死走者なし 6番秋山 センターフライ試合終了 ●広島0−2阪神○
藤川監督優勝インタビューに答える。
―5度の監督胴上げ―
胴上げはファンの皆さまを代表して上っているような気持ち。
―ここまでを振り返って―
毎日が長く感じていたけど一瞬で過ぎ去ったような。 それはやっぱり選手たちが強いから。
―岩崎が監督現役時代の登場曲で―
5年前に現役で共にプレーした選手たちがいて、時に選手側の気持ちに戻りそうになるけど、それをぐっとこらえて、この仕事を務めていたので、本当に選手たちに助けられました。
―史上最速の優勝―
何が強かったかが、皆さまにまだ分からない。 そのあたりが本当の強さだと思います。 1つのアウトをとるために、見えないところでいろんなことをやってきた。 私は本当に何もしてないです。
―この優勝を今後にどう生かす―
この143試合はペナントレースという競技。 ペナントをとる、1チームだけがチャンピオンですから。
この謙虚な答弁を聞いてると、藤川監督の監督としての凄い指導力と、選手たちの凄い努力とチームワークが、優勝となって結実したことが解る。 素晴らしいインタビューに感動した。
クライマックスシリーズも、日本シリーズも、それはそれでペナントレースとは別の戦いだ。 どこが勝っても、ペナント優勝の価値が上がることも劣ることもない。
チームとしては、ペナントレース優勝のゴールテープを切った。 だが、選手たちは、それぞれの記録が決まったわけではない。 残る試合に全力を出して、優秀な記録をものにして欲しい。
最多勝・最優秀防御率・最高勝率・最多セーブ・・・ 本塁打王・打点王・首位打者・盗塁王・・・ ゴールデングラブ・・・ 最優秀選手・・・ どこまでやってくれるか楽しみだ。
気持ちを切り替えて、クライマックスシリーズと日本シリーズも、楽しみたいと思っている。
2025.9.8
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