■ 「日記」令和7年9月7日(日曜日)2025.9.7


トイレに起きたのが4時半、前夜どんなに遅く床についても、この時間には必ず目が覚める。

すでに新聞2紙が配達されている。
布団に戻ると、TV番組欄をチエックし、録画すべきものを丸で囲む。
おくやみ欄も必ずチエックするが、「通夜・葬儀ともに近親者で執り行いました」と事後報告のものが多くなった。
今日も親戚・知人の名前はなく、安心する。
一面、社会面、スポーツ面にざっと目を通す。

スマホでLINEを開くが、めずらしく着信は一つもない。
時間は6時過ぎ、電気スタンドを消しウトウトと二度寝する。

外が騒がしいので、スマホを確認すると7時45分だ。
「そうだ! 今日は8時から公園の草刈奉仕だった」
慌てて起きる。
血圧を測り記録する。
これだけは毎日忘れることはない。

TVの録画予約をする。
洗面を済ますと、冷やし中華を作って急いですすり込んだ。
好きな冷やし中華もこれでは旨くも何ともない。

時計は8時15分、麦わら帽子を頭に乗せ、サングラスをかけ、軍手を持って、家の脇の道路を挟んである公園に駆けつけた。
今回の草刈奉仕は義務ではないので、地区70数軒のうち20人ほどしか参加者がいない。

青壮年団が8台の草刈り機で一斉に励んでいる。
我々のようなシルバーは、刈った草をせっせとごみ収集袋に詰め、ごみ集荷場に運ぶ。
無駄話もせず、サボリもせず、老若揃って見事な働きぶりだ。
9時過ぎには、見違えるようになった公園の中程にある分離帯に腰かけると、飲み物が配られ、区長の連絡事項を聞けば解散となった。

近所の人と二人だけになったので、近況などを話していると、区長がやってきて話しかけてきた。
次の区長を選考委員会で決めるとか、空き家が増えたとか、市長がどうした、市役所がこうだとか、とりとめのない話をそれこそ延々としゃべるのだ。
うんざりして家に帰ると10時45分になっていた。

シャワーを浴び、書斎の机に向かうと11時半、新聞1紙を半分ほど読んで午前中が終わった。
いつもの生活のリズムがガタガタだ。
昼食にソーメンを茹でたのはいいが、汁(つゆ)があいにくと無くなってしまっていた。
仕方がないので、醤油を水で薄めネギと生姜を薬味にし、削りかつおも入れて食べたが、ひどいものだった。
これではいけないと、買い物出かけた。

カードやQR決済は使えず現金払いだから安い″が売り物のドラッグストアで、ソーメン専用の汁と冷凍のポテトスティックを買った。
支払を済ましてレシートを見ると、ポテトスティックの金額がおかしい。
商品棚のプライスカードには、確か税込198円とあった筈だが278円となっているではないか。

レジの女性にアピールすると、女性店長を呼んだ。
店長は商品棚を確かめて戻ってくると、次のような説明をしてくれた。
「278円で間違いないが、メーカーが同じで量目が違う198円の商品があり、そのプライスカードが紛らわしく隣にあったので、お客様を混乱させてしまった」

結局、迷惑をかけてしまったということで、商品はそのままで差額80円と訂正したレシートを渡してくれた。
誠実な対応をしてくれたし、80円安く買えたので、これで公園の草刈奉仕後の区長の長話しがチャラになったと納得した。

家に帰り、今日はどんなエッセイを書こうかなと、パソコンに向かいキーをたたきはじめた。
それがこの文章である。
書き終えたのは夕方5時30分。

 お粗末・・・でした。

2025.9.7




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