■ 『まいにちクローガネ』第6弾2026.1.19


黒鉄ヒロシの『まいにちクローガネ』の紹介が、とうとう6弾目になってしまった。
今度こそ、これでおしまいにしたいと固く思っている。

前回は「無理して止めることはない」と、開き直ってしまった。
ところが、今回は開き直りの理由が思いつかない。
だから、絶対、必ず、きっと、間違いなく、嘘でなく、確実に、断固として、身命を賭して、これをもって最後にしようと決意した次第である。

最後の紹介2作は、「味付けのり」と「小便小僧・考」だ。
最後の大笑いを楽しんでください。

「味付けのり」

私は味付けのりが大好物なのである。
その、大好物である味付けのりの在庫がなくなっちゃったのである。
「どうしてないんだ」
家人との会話である。
「あなたが食べちゃったからよ」
「どうして買い置きしておかないんだ」
「買い置きしてたの全部、あなたが食べたからよ」
「どうして買い足しておかなかったんだ」
「買い足したのもあなたが食べたからよ」
「なくなったらどうして・・・・・・」
「なくなったからまた買っといたら、またあなたが食べたのよ」
この会話の最中である。
キーンコーン。
お中元の季節である。
「あなた、味付けのり来たわよ」

「小便小僧・考」

公園で小便小僧を見ていて想った。
小便小僧があって、どうして、大便小僧があってはいけない。
かたわらの女性が、「液体と固体の差じゃないの」という。
では、液体がよくて、どうして固体じゃいけないのだ。
「液体は流れるけど、固体は流れない、そのセエじゃない?」
固体は転がる。
液体は転がらないじゃないか、その特性において、一歩もヒケをとるものではない。
「色のセイじゃないの」
透明がよくて、どうして茶色がいけない。
「どうでもいいじゃないの、そんなこと」
どうでもいいなら、どうして大便小僧がないのだ。
そう! 最初から、そういえば、納得する。
「ウンコじゃ噴水にならないじゃないの!」
糞水(ふんすい)には、なるといおうとして、さすがに止しといた。
女性との会話としてはいちじるしくふさわしくない。

◆全編にわたって、こんなに面白くて、涙を流しながら腹を抱えて笑ってしまう本は、そうあるものではない。
「笑い」ということについて、我われは軽く考えているところがある。
「真面目」ということについては、重く大切に考えるのが当然と思っている。
ところが、真面目ばかりが続いては身も心も持たない。
笑いがあるからこそ、面白くて身が軽くなるし、楽しくて心が救われるのだ。

◆蛇足ながら申し上げたい。
こんなに面白い本のことを、止めてしまうには忍びない。
だからといって、終了を宣言したのだから、止めざるを得ない。
まあそのうち、忘れただろうと思う頃に、また取り上げることにしよう。
まあそれまで、生きていたらの話だが・・・・・・。

2026.1.19




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