■ 老いるとは・・・その神妙さと素直さ2026.2.4


10歳年上の敬愛する学友Mさんが、最近おかしくなった。
昨日のShortMailのやりとりである。

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<神尾>
おはようございます。
雪はどうやら峠を越えたようです。
冬の寒さは何とかなるけど 雪はどうしようもない。
いいことなど一つもない。
衆院選 盛り上がってますね。
どうやら高市自民 圧勝のようです。
立憲民主と公明の俄か作りの中道改革連合が 余りにもお粗末過ぎる。
そのキャッチコピーが「生活者ファースト」だから 呆れてしまう。
何故「政権奪取」と高らかに叫ばないのか!
これでは小選挙区で 2大政党対決の体をなさない。
他の野党と何ら変わらず 烏合の衆でしかない。
高市自民は敵失に救われ 断トツの独り勝ちだ。
これで 連立を組む維新の会は 影が薄くなってしまった。
唯一消費税減税を掲げない「みらいファースト」に好感が持てる。
社会保険料負担減額を前面に押し出し 若者や女性に訴え 手応えを得ているようだ。
国民民主は高市自民の独り勝ちで キャスティング・ボートとしての位置づけを失ってしまった。
参政党は全国的展開で成り上がってきたが そのムーブメントもここらが頂点で 今後は勢いが衰えていくことになろう。
以上、神尾の衆院選雑感です。
失礼しました。

<M>
拝復 わたしお早うございます。
いま政権放送を見ていたところです。
中道、維新、自民党と 党首が自党をアピールしています。
「挑戦する国」のアピール。
国民が高市総裁の演説に説得された状態。
失敗しても文句は言えないでしょう。
神尾さんの政治見解が完璧なので、対になるような政論を書けないです。

<M>
神尾論ほ鋭い。
これから期日前投票に出かけます。

<M>
神尾論は鋭い。
文字間違いました。

<M>
わたしお早うございます。
おかしい日本語。
腰痛でどうかしています。

<神尾>
書いてから推敲しないのですね。
恥はかきたくないものです。

<M>
きっぱりされている。
何回言い言います。


世が

<神尾>
こういうMailをいただくと バカにされているようで 不愉快極まりないです。
   ―――――――――――――

どうだろうか。
おかしな箇所がいくつもあって、驚くというより呆れてしまう。
さらにそれを訂正してくる文面が、破綻してしまっている。
文章の体をなしていない。

情けなさを通り越して、大丈夫かと不安になってしまう。
おそらく、老いがそうさせるのであろう。
永年の独り暮らしが影響しているのか。

これまでいくつもの学会に所属し、多くの論文を書き、何冊かの本も出版してきた。
勉強家でプライドが高く、しっかりと自分の世界をつくってきた。
そんな人が、こうなってしまう。
残念というより怖くなってくる。

自分も10年後には、こんなになってしまうのだろうか。
自分だけは大丈夫などと思ってはいけない。
誰もがそう思っていて、おかしくなっていくのだ。
明日は我が身″だということを、しっかり肝に銘じて、その日その日に緊張感をもって、大切に生きていくことだ。

これを書いているときに、本人からShortMailがきた。

   ―――――――――――――
<M>
ごめんなさい。
頻尿でよく寝ていないのです。
神尾さんのお陰で地元の議員のほかにチーム未来を投票しました。
お礼のメールを書こうとメールを開いたらお叱りの言葉。
謝ります。
投票のあとヘルパーが来るので焦った。
言い訳は通用しません。
ひたすら反省します。
うやむや老人を自覚して礼儀を守ることが肝要です。
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別人が書いたような文章だ。
その神妙さと素直さが愉快で面白い。
吉本新喜劇のようで、ひとり大笑いをしてしまった。

これからも仲良くしていかなくてはと思う。
もちろん、ShortMailの交換は続けていくことにしよう。

お粗末でした。

2026.2.4




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