■ 「人間はひとりの方がいい」2026.3.13


「森田公一とトップギャラン」をご存じだろうか。
作曲家として数々のヒット曲を生んでいた森田公一が、1969年に結成したバンドである。
70年代に活躍し、76年8月にリリースした「青春時代」が大ヒット、ミリオンセラーを記録した。
81年に解散している。

そんな彼らには次の名曲がある。
「人間はひとりの方がいい」
この曲は「青春時代」の4カ月前、76年4月にリリースされている。
「青春時代」大ヒットの陰にかくれ、地味な存在になってしまった。

76年といえば私が24歳のときで、会社勤めを辞め新しい目標に向かって再スタートした年だ。
「人間はひとりの方がいい」
会社人間にうんざりし、好きだった女(ひと)に振られた私は、このタイトルに魅かれよく口ずさんだものだ。

この方(かた)人間はひとり″を意識して生きてきたように思う。
「趣味は何ですか?」と訊かれれば、「ひとりでいること」と答えるようになった。
今になって想えばそれが正解だった、と迷わずにいうことできる。
言葉には人の一生を左右する大きな力がある。

それでは「人間はひとりの方がいい」の歌詞を紹介しよう。
誰もが知るヒットメーカー阿久悠が書いている。
畏れながら自分なりに編集した。

「人間はひとりの方がいい」
 作詞:阿久 悠
 作曲:森田公一
 編曲:森田公一

人間はひとりの方がいい
・・・・・・
あなたは今 人を愛したあとの
やり場のない悲しみに身もだえする

人間はひとりの方がいい
失う悲しみを知らなくてすむから
人間は愛さぬ方がいい
裏切るせつなさに泣かなくてすむから
・・・・・・
あなたは今 人をなくしたあとの
言葉のないさびしさにふるえている
・・・・・・
人間はひとりの方がいい

2026.3.13




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