今年は年明け早々、選挙が相次いで執行される。 25日投票のあわら市長選と福井県知事選に次いで、2月8日には衆院選が待っている。 あわら市長選は任期満了によるもので、心の準備は出来ていた。
ところが、知事選は杉本前知事のセクハラ辞任によるものだから、バカバカしいことである。 衆院選は、高市総理が組閣したばかりなのに、自身を問うためにというのだから、これまた納得のいかないことだ。 これ等に要する費用だが、知事選は6.2億、衆院選は600億とも800億ともいわれている。 莫大な無駄遣いといえないだろうか。
それはそれとして、あわら市長選同様、当たるも八卦当たらぬも八卦のノリで、福井県知事選の結果を予測してみる。 お断りしておくが、単なる遊び心からなので、そのつもりでお読みいただきたい。
福井県知事選の立候補者は、無所属で自民党支持山田賢一67歳、無所属石田嵩人(たかと)35歳、共産党金元幸枝67歳の3名で、いずれも新人である。
福井新聞社や中日新聞社・日刊県民福井などが17、18日、電話調査を実施し、取材も加味して情勢を探っている。 それによると、前越前市長の山田候補がやや先行し、元外務省職員の石田候補が猛追する展開ということだ。 共産党県書記長の金元候補は厳しい戦いだ。 事実上の保守分裂で、山田候補と石田候補の一騎打ちになっている。
山田候補は、自民党本部支持で、立憲民主・福井維新・国民民主・公明が推薦している。 石田候補は、福井市議会保守系会派などが支援している。
自民支持層は、約60%が山田候補、約30%が石田候補。 公明支持層は、約60%が山田候補。 参政支持層は、約70%が石田候補。 維新支持層は、約60%が石田候補。 国民民主支持層は、約60%が石田候補。 立憲民主支持層は、票割れ。 無党派層は、票割れ。
年代別では次のようになっている。
30代は、約60%が石田候補 40代は、票割れ 50代は、約50%が石田候補 60代は、票割れ 70代は、約50%が山田候補 80代以上は、約60%が山田候補
投票先を決めていない有権者が約20%いる。
これらを見ていると、次のようなことが分かる。
山田候補は、自民・公明に強く、70代以上に強い。 支持者は保守的な高齢者ということだ。 石田候補は、参政・維新・国民民主に強く、30代50代に強い。 支持者は中道的な若い層ということだ。 高齢者と若い層でハッキリとその傾向が表れている。
高齢になればなるほど、守旧派的傾向が強く、旧来の官僚出身・利益誘導・企業癒着・権威主義崇拝なのだ。 若いほど、リベラルな傾向が強く、官僚を嫌い・利益誘導を嫌い、企業癒着を嫌い、権威主義を軽蔑するのだ。
山田候補は、京大卒の県庁生え抜きで根っからの役人だ。 セクハラ知事の下で、副知事を務めていたことがある。 そんなことから、セクハラ知事の影響を受けていることは否めないだろう。 守旧派の権威主義のイメージが、どうしてもつきまとってしまう。 越前市長2期目、当選して1年もしない内に辞職したのもイメージを悪くしている。
石田候補は、何といっても35歳の若さが武器だ。 外務省職員で、今までにない国際的感覚派のイメージがある。 旧来のしがらみや利害のない、清新で分かりやすい手腕が期待出来そうである。 経験がないとか、未知数だとかの声があるが、行政の仕事は極端かつ拙速に変えられるものではない。 学ぶところは謙虚に学んで、どんどん吸収していって欲しい。 その上で、世代をつなぎ、次の福井をつくっていって欲しい。 7つの公約を着実に実現していって欲しい。 福井県に初めて吹いてきた、さわやかな風に期待したい。
さあ、山田候補か、石田候補か。 どちらが勝つのか、予測しなければいけない。 投票先を決めていない約20%の有権者が、どんな投票行動をするかが問題だ。
今回の戦いは、県議会自民と市議会保守系との戦いでもある。 今回の戦いは、福井市初めての知事実現かの戦いでもある。
選挙公報やマスコミに出たときの、石田候補の容姿は魅力的だ。 マイクを持って訴える様子も、すれていなくて感じがいい。 女性有権者には有利に働くだろう。 人は見た目が第一なのは動かせない事実だ。
必勝の鉢巻き姿の山田候補は、恰幅が良く経験豊富で安心感がある。 「ハラスメント対策監設置」の公約には説得力がある。 是非とも約束を果たし、「ゼロハラスメント社会の推進」を実現してもらいたい。 投票日が大雪と重なったが、投票率にどんな影響をもたらすか。
ベテラン実力者に新進気鋭の若手力士が挑む取組み。 果たして番狂わせはあるのかどうか。 東の若手力士か? 西のベテラン実力者か?
私は、一進一退の力相撲の末もつれにもつれ、20,000票付近の僅差″で、軍配は西に上がると見た。
2026.1.23
|