2月27日の『日本経済新聞』が、金正恩のウィークポイントを的確に捉えている。
―――――――――――― 1月の米軍によるベネズエラ攻撃と同国のマドゥロ大統領の拘束は北朝鮮に衝撃を与えた。 北朝鮮が同氏拘束の翌日に「最も重大な主権の侵害だ」と反発したのはその証左と言える。 金正恩は米国について「力を通じた平和」を提唱しながら主権国家への侵略と武力行使をためらっていないと批判した。
2月25日に閉幕した北朝鮮第9回朝鮮労働党大会で、金正恩は次のように主張している。
核兵器開発を加速し核保有国としての地位を永久に固め、米国との対決に万全の準備をする。 米国を覇権主義的と警戒し、北朝鮮への敵視政策を撤回すれば、米国と良い関係を築けない理由はない。 今後の国防計画として @短距離弾道ミサイルの精度向上 AAIを使った無人攻撃システムの開発 B偵察衛星の改良 にも意欲を示した。
金正恩は核兵器の保有が対米交渉の切り札になるとの発想がある。 歴代の米政権は北朝鮮を核保有国とは認めていない。 トランプが非核化を要求しないことを条件に米国と対話する構えをみせる。
対韓国では強硬な態度を変えなかった。
金正恩は韓国を「永遠の敵して扱う」と明言。 韓国とつながる南部国境線を可及的速やかに要塞化するとの方針も示した。 ――――――――――――
金正恩がトランプを恐れ、身の安全に不安を抱いていることが明確である。
ウクライナ侵略のロシアに兵士を派遣し、見返りに軍事技術の提供を受け、ロシア依存は一層強まる。 中国との関係は一時冷え込んでいたが、2025年から改善基調にある。 金正恩・プーチン・習近平の、ならず者三羽ガラスの結束は揺るがないようである
一方のならず者トランプは世界から孤立し、これらの三羽ガラスと闘わねばならない。 果たしてどうなることやら・・・・・・。
2026.3.5
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