疑問に思ったとき辞典を開く、そのときの期待感には特別のものがある。 そしてその疑問が解決したときの爽快感はいいものだ。 そんな辞典が机上と本棚に11冊並んでいる。
今回は前回の5冊に引き続き、残りの6冊を紹介しよう。 やはり古いもの順にしてある。
E「ポケットプログレッシブ和英辞典 2色刷」小学館 1997年11月10日 編者 堀内克明・石山宏一
日本語を英語表示するときに必要性があるので、29年前に買ったものだ。 「ポケット」とあるように、コンパクトで扱いやすいのがいい。 仕事をしていたときは、いつもカバンに入れ携行していた。 今はスマホやパソコンで調べることが多くなったが、手放すことはできない。
F「カタカナ外来語/略語辞典 全訂版」自由国民社 2006年4月10日 監修執筆 堀内克明 2,286円+税
これは事務所の本棚に置いていた。 帯にはキャッチコピーが次のように書かれている。
インターネットをする人はもちろん、 あえてしない人のための 英語のスペルも引ける最新語・基礎語辞典
20年前といえば、ノートパソコンが2台目で、なくてはならないものになっていた。 そんなときこの辞典が重宝したのを覚えている。 ただ、版型が大きく分厚く重たいので、手軽に使えないのが難点だった。 4年後に、Gの「コンサイスカタカナ語辞典 第4版」を買ってからは、ほとんど開くことはなくなった。
G「コンサイスカタカナ語辞典 第4版」三省堂 2010年2月10日 編者 三省堂編集所
この辞典は、Fの「カタカナ外来語/略語辞典 全訂版」の後継として使ってきた。 さすが辞典の三省堂である。 装丁がしっかりとしていて捲(めく)りやすく、三省堂編集所が編者なので内容に信頼が持てる。 ただ、ハンディさにやや欠けるので気になるときがある。
H「必携類語実用辞典 増補新版 中型版」三省堂 2010年4月1日 編者 武部良明
大阪の作家養成スクールへ通っていたことがある。 小説でもエッセイでも、同じ言葉や漢字を何度も使っている、と講師から注意された。 そこで本屋の辞典コーナーへいくと、唯一あったのがこの辞典だ。 やっぱり辞典の三省堂だな″と感心したものである。 スマホやパソコンは手軽でいいが、辞典を手に取ってページを繰る″というアナログ感にはかなわない。
I「新明解語源辞典」三省堂 2011年9月10日 編者 小松寿雄・鈴木英夫
これも作家養成スクールへ通っていたときに買った。 一つの言葉につき、その「語源」が丁寧に解りやすく書かれている。 だから1ページあたり3〜5語しか載っていない。 その語源を理解することで、言葉選びが慎重かつ正確になる。 三省堂はありがたい辞典を発行してくれたものだ。 読み物としても、つい夢中になってしまうから楽しい。
J「擬音語・擬態語4500日本語オノパトペ辞典」小学館 2011年9月20日 編者小野正弘
これもやはり作家養成スクールへ通っていたときに買っている。 「擬音語・擬態語」についての講義があったとき、辞典の必要性を思い本屋に向かった。 小学館が発行しているが、表紙がハードで辞典には向いていない。 やはり三省堂のようにソフトで扱いやすい方がいい。 内容はともかく、付録や索引などのページをなくし、構成を辞典機能に徹した方が、格段によくなると思う。 なぜこれを買ってしまったのか、そんな自分が残念だ。 「擬音語・擬態語」辞典は、本家の三省堂から出ている筈だ。 確認してみよう。
2026.3.16
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